「青楓錦鱗」今井景樹 絹本 共箱

■ 画家
今井 景樹(いまい けいじゅ)

■ 価格
売却済

■ 略歴
1891年〜1965年
三重県生まれ。本名康。
京都美術専門学校卒業後、今尾景年の門に入り、四条円山派を学ぶ。
その養子となるが、のち復籍する。花鳥画を得意とした。

■ サイズ 
総丈 縦174.5cm 横23.3cm
画寸 縦109.2cm 横20cm


■ 状態
美品です。


初夏のまだ爽やかさを感じる日差しの中、吊るされた透明な丸い金魚鉢に二匹の金魚がゆったりと泳いでいます。
その透き通った水の中で金や朱色の鱗がきらめき、聞こえるのは静かな風の音。
少し色づいた青楓の葉を上下に配置し、余白を充分にとった画面構成は、
まるで細長い小窓からの眺めのようでもあり、その向こうに更に景色の広がりを感じさせます。