No.432 五月の祝図

鯉のぼり
庄司 竹真 筆
総丈:130cm x 30cm 画寸:27.5cm x 20.5cm

滝を登りきると龍になると言い伝えられ、尊ばれた鯉。我が子の立身出世を祈る親心から、鯉のぼりを
端午の節句に飾るようになりました。
魔除けと学業成就の功があるとされる鐘馗様もまた、子供の成長を願う五月人形として親しまれています。
吹く風に大きく口を開ける鯉のぼり。鐘馗様に睨まれ、大人しく膝まずく鬼たち。
大胆な画と古布の個性的な一幅が出来上がりました。