No.340 あさがお図

朝顔
荻原 季美子 筆
総丈:124.5cm x 29cm 画寸:12cm x 13.5cm

中国では朝顔の種が薬として高価で珍重されたため、贈られた者が牛を引いて御礼をした謂われから別名「牽牛」と呼ばれました。
日本に渡り、七夕の頃に咲く事からも、「牽牛花」と呼ばれ、引いて織姫を「朝顔姫」と呼ぶようになり、咲き誇る朝顔は、牽牛織姫が出会う縁起の良いものとされました。
輝くような白い朝顔は、清らかな空気感を漂わせます。