9月26日
美味しいカクテルが飲みたいです
暑いときには、カクテルが飲みたくなるものです。美味しいフルーツ・カクテルがいいです。
もっともカクテルは、バーテンダーの腕で天と地ほど違います。
バーだけは、これはという美味しいところに行かなければ駄目でしょう。
いいバーテンダーは、お客の顔を見てカクテルを作るのです。アルコール好きの人、そうでない人……などなど、お客によってカクテルの味が違います。
ですから、お医者さんと同じで、相性というものもあるでしょうね。
カクテルはやはり、食前に飲む一杯が最高ですね。
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今月の逸品」で『風香』を紹介しています。
9月21日
「屋根草を刈る」
「屋根草を刈る」は、川合玉堂の名品のひとつです。
先日、まさにその世界といえる景色を見てきました。
青梅の小澤酒造さんを訪ねたおりです。敷地内にあった茅葺きの屋根は見事なものでした。
厚さが五十センチ以上はゆうにあり、葺き替えるのにも三、四千万円はかかるそうです。
面白かったのは草が茂った片面です。思わず一緒にいた皆、玉堂の作品「屋根草を刈る」の世界だね、と納得していました。
玉堂のその絵は、モンシロチョウが舞い、おじいさんが鎌で草を刈っています。慣れた手つきで鎌をふるうおじいさんの、人の良さそうな表情がよく描かれ
ています。
草の茂った茅葺きの屋根をしばらく眺めながら、青梅ののどかな空気を胸一杯に吸い込みました。
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9月16日
水墨画も盛り上がっています
先日、日本通信美術学園が主催する、第十二回総合水墨画展の表彰式に呼ばれました。
国立新美術館で開催された水墨展の入賞者の表彰式です。式は、赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で行われました。
驚いたのは、壇上に上がった表彰者の人数です。四百人はいたでしょうか。
水墨画というのも、今やすたれている印象があったのですが、認識を改めました。
もちろん、水墨画の世界は素晴らしいものです。中国から日本に伝わって、連綿とつづいてきた絵画の基礎ともいえるものです。
今でも多くの方々が取り組んでおられることに、たいへん嬉しさを感じました。
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9月10日
テレビ「開運! なんでも鑑定団」に出演するきっかけ 後編
忘れもしません、初出演は「出張鑑定」。
山口県の秋吉台の鍾乳洞の入り口で、西洋アンティークの岩崎鉱昌さんと秋吉台の紹介のカットを取りました。
スタッフたちがお客さんを足止めさせての撮影に、自分が逆の立場だったら嫌だろうな、
とかなり居心地の悪い気分になりました。
本番では、仏画の鑑定がありました。予備知識はしっかり仕入れて望んだのですが、いざ現物を目の当たりにすると、当惑しました。
五百万円という評価額だったのですが、真贋やコンディション等の判断に自信を失ってしまったのです。
携帯電話がまだ普及していない時代でしたから、公衆電話を探して、知り合いの仏画専門の業者さんへ確認の電話をしてしまいました。
どうしてもそうせずにはいられなかったのです。
それから半年間は、いつもどきどきしながらの出演でした。(今ではすっかり図太くなりました……。)
三年半はイレギャラーな立場でしたが、2000年1月からスタジオでのレギュラー出演になりました。
私自身は、いつも率直に正確にコメントすることを心がけているつもりです。しかし。それがぶっきらぼうで、どうも冷たい印象を与えるようで。
いつの間にやら「クールで意地悪な人」という、不本意なイメージを持たれるようになっていました(苦笑)。
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9月1日
テレビ「開運! なんでも鑑定団」に出演するきっかけ 前編
今回は、ときどき人から訊ねられたりもするので、「開運! なんでも鑑定団」に出演することになったきっかけをお話したいと思います。
「なんでも鑑定団」は1994年4月19日に放送が開始され、今年ですでに十四年めを迎えるテレビ東京の長寿番組です。
始まって一年くらい経った頃です。中島誠之助さんから「なんでも鑑定団」に出演しないかと、お誘いを受けました。
番組制作会社のプロデューサーも二人連れてこられました。
しかし、当時、この番組に対して、古美術商たちの反発もなかなか強いものがありました。
業者たちがそれまで密室で行っていたことを公にしてしまったからです。
また、依頼品に対して、真贋のコメントをしなければなりませんから、自らの知識・見識もはっきり出てしまいます。
まだ若いし、女だし……ということで結局、最初はお断りさせていただきました。
それから一年経った頃、鑑定士の中に女性もいた方がいいだろう、という考えもあったのか、
再び、番組制作会社のプロデューサーから熱心なお誘いがありました。
それで一回、番組収録中のスタジオへ見学に行ってみました。
そして、商売の観点から考えると、たしかに番組に出演すれば、いい売り物が見つかるかもしれない、と思ったのです。
それに生放送ではないから、間違ってコメントしても修正してくれるでしょう。
そう考えて、今度は引き受けることにしました。96年の夏のことでした。
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今月の逸品」で『風香』を紹介しています。