8月25日

川合玉堂美術館と櫛かんざし美術館 後編

 櫛かんざし美術館でも、やはり才能ある職人の創造力豊かな美術品・櫛やかんざしをたくさん撮影させていただきました。  この美術館は、「最後の芸者」として世界的に有名な岡崎智子さんの、四十年にわたるコレクションをもとに作られたものです。 実際に使っていた櫛やかんざし、というところに一層の価値があると思います。
 前回この美術館に訪れたときは、玉堂のお孫さんにあたる川合三男先生がまだご存命のときでした。三男先生が懇切丁寧に解説しながら館内を案内してくれ、玄関では「また来て下さいね」と手を振ってくれたのです。  そのお姿が、今でも思い出されます。

*「今月の逸品」で『風香』を紹介しています。

8月22日

いいですね、花火

花火  八月十一日の土曜日、「開運! なんでも鑑定団」の岡山出張からの帰り、羽田空港から自宅へ向かうバスの中で、今年も「東京湾大華火祭」を見ることに なりました。  晴海埠頭で行われるこの花火大会は、「隅田川花火大会」「江東花火大会」と共に、東京の三大花火大会と言われています。  花火見物で道が渋滞していたので、車窓からじっくり花火を眺めることができました。
 振り返ればこの三年、「なんでも鑑定団」の出張鑑定の帰りに必ずこの花火大会を見ています。ある年は飛行機の上から、 ある年は車の中からといった具合。とてもラッキーですね。  マンションに戻ってきたときも、まだ花火は上がっていました。  ベランダの窓から鮮やかな光の乱舞を眺めながら、夏も終わるなぁ……、と感じました。

*「今月の逸品」で『風香』を紹介しています。

8月17日

川合玉堂美術館と櫛かんざし美術館 前編

 私の単行本のための撮影取材で、川合玉堂美術館と櫛かんざし美術館を訪れました。 この単行本は、情報センター出版局で九月下旬に発行される予定です。
 玉堂美術館は、多摩川の渓流沿いの素晴らしいロケーションにあります。当日はカヌーの大会前だったようで、渓流はカヌーをやっている人たちで溢れていました。 涼しそう、私もやりたいと、つい思ってしまいました。  カメラマンさんとしては、美しい渓谷の景色を撮影するつもりだったようで、カヌーをやっている人たちに、とても残念がっていましたが……。  ちなみに、カメラマンさんは売れっ子の女性カメラマンで、感性豊かな写真をたくさん撮っていました。単行本も期待できると思います。
 玉堂美術館では、若かりし頃の玉堂の写生も見ることができます。素晴らしいです。十六歳ですでに完璧ともいえる描写力なのです。  こういう作品を目の当たりにすると、画家になるには生まれながらの才能がやっぱりモノを言うのだろうなあ、と思います。もちろん、 努力して練習をくり返すことも必要でしょうけど、根本にあるのは才能とセンスなんだろうなと、あらためて実感しました。

*「今月の逸品」で『風香』を紹介しています。

8月10日

骨董ジャンボリーにて 後編

 このような骨董フェアは、「生活骨董」を探すにも最適です。  美術品の掘り出し物を探すのもいいでしょう。
ただし、あまり欲が前に出過ぎると失敗しますから、ご用心。 また、品物にはちゃんと値札が付いて並んでいるのも、ありがたいことです。 古美術店等で気に入ったものがあっても値札が付いていないと、なかなか店員に訊けないものです。  値札が付いていて、その上、値段交渉も気軽にできるのが骨董市や骨董フェアです。
 正札通りに買う人はまずいません。値切って当たり前なのです。  値切るポイントは、二、三点まとめて買うことでしょう。  あまりしつこいのも嫌がられますから、二割引きくらいを目安にするといいのではないでしょうか。

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8月5日

骨董ジャンボリーにて 前編

 お台場の東京ビックサイトで開催された「骨董ジャンボリー」に行ってきました。現在制作中の吉祥の掛け軸「風香」に使う古布を探すためと、 私の単行本の取材のためです。この単行本は、情報センター出版局で九月下旬に発行される予定です。
 さて、「骨董ジャンボリー」は初日のアーリーバイヤーズデーに行ったのですが、入場待ちの長蛇の列には本当に驚きました。 あらためて、骨董人気の高さを感じました。  古布のお店では、さまざまな図柄のものを見たり、触ったり、どんな絵を取り合わせると面白いかなどと想像したり……。楽しい「風香」を作ろうと、 あれこれ考えながら、古布のお店を歩き回っていました。  自分だけのお宝を探して楽しんでいる、といった感じですね。

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8月1日

開運の掛け軸「風香」の初展示

 名古屋の丸栄デパートで、吉祥の掛け軸「風香」を初めて展示しました。  おかげさまでたいへん好評で、大勢のお客様が訪れてくれました。やはり、圧倒的に女性が多かったようです。
 ある女性のお客様には、「お気に入りの短冊を自分の着物で、このような掛け軸に仕立てて欲しい」と懇願されました。デパートの中でしたから、「あとで ご相談ください」と名刺を渡すわけにもいきません。  デパートの売り子さんも困って「出来上がった商品をお買い求めください」と、答えていました。
 後日、あらためて考えてみると、たしかに一般の方が表具屋さんに掛け軸の制作を依頼するのは難しいでしょう。そもそも、あまり表具屋さんを知らないで しょうし……。  最近は、「風香」のようなオリジナルの掛け軸を作って欲しい、というご要望もときどきあります。  今後、そのような声にも答えられるようにしたい、とも考えています。

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